いかしあうデザインとは

いかしあうデザインってなに?

です。そして、「いかしあう」には

生かす・生かされる
活かす・活かされる

という意味をこめています。

今、この地球で起きているあらゆる問題(環境問題、社会問題etc)を引き起こしているのは、この「いかしあわない」関係性にある、と僕らは考えています。

わたしたちの社会の根っこにあって社会を形づくっているのは、「戦う、奪う、勝つことを目指す考え方・あり方」です。この考え方は「いかしあう」のとは逆の「いかしあわない」関係性をつくりだします。

私たち人類は自然も他人とも戦い、征服し、奪い、捨てようとしているのです。その結果、自分自身とも「いかしあわない」関係性を生み出します。

いかしあうデザインは、根っこにある考え方・あり方を「共に生きること」に変えて、自分自身、人と人、人と自然の「いかしあう」関係性をつくりだすデザイン手法を学びます。

いかしあうデザインカレッジの目標は、「いかしあうデザインを実践できる人になる」です。

いかしあうデザインで、どんなことができるの?

いかしあうデザインを実践できると、どのようなことが実現可能なのでしょうか? 参考に、これまで先人たちが実践してきたことをまとめたのが、この図です。

しかし、この図に書かれていることは実現できることのほんの一部。いかしあわない世界に生きる僕らには、新たにデザインできる領域は無限に広がっています。

※パーマカルチャーという考え方をビル・モリソンとともに生み出したデビッド・ホルムグレンがつくった、持続可能な文化をつくるために変革が必要な領域をまとめた「パーマカルチャーフラワー」を元にして作成(上の画像をクリックすると拡大します)