1周年記念ワークショップ「『わかりあえない』を越えるには」
鈴木重子さんのプロフィール
CNVC認定トレーナー・ヴォーカリスト・アレクサンダーテクニーク講師・文筆家
東京大学法学部在学中に本格的に歌を学び、卒業後も司法試験への挑戦と、ジャズクラブでの活動を続けながら、自身の歩む道を模索。「本当に愛する、生きがいを感じることをして、限りある人生を生きよう」とヴォーカリストの道を選択。
1995年メジャーデビュー。ニューヨーク「ブルーノート」にて、日本人ヴォーカリストとして初のライブ公演。以後、多くの作品を発表。
自らの真実を伝えるうたを、客席に届け続けるうち、その深くつながりのある関係性を、劇場を超えて世界に広げるためにどうすればいいのか、世界では何が起こっているのかに目を向ける。世界中の戦争の地で生まれた平和の歌を集め紹介する「Breath for Peace(平和への息遣い)」プロジェクトを発起、歌い手の枠を超えて活動を始める。
2006年、アレクサンダー・テクニークの学びを通して、NVCに出会い、学びと紹介を始める。新聞、雑誌への寄稿も多数。2014年には、東京新聞一面のコラムを毎週担当、環境や平和、気づきについてのメッセージを送る。
すべての生命に響き合う機会を求め分野を越えて活動し、コンサートをはじめ、NVC、ヴォイスや表現のワークショップ、研修、講演なども行っている。
2006年より、NVCを日本に紹介する活動を始めた、最も初期からの人の1人。創始者マーシャル・ローゼンバーグの翻訳に関わる。
仲間とともに、トレーナーを招き、ワークショップをオーガナイズ。通訳を担当して自ら学び、日本の人々が学ぶコミュニティを創るために活動を続ける。
2009年より、アメリカ西海岸のNVC組織、BayNVCが開いているリーダーシッププログラムに、アシスタントとして7年間参加。社会の中でのリーダーのあり方を学ぶとともに、多くの参加者をサポート。
2014、2017年に、CNVCの提供するIITをオーガナイズ、通訳を務めた1人。
2016年より、サラ・ペイトン師より、脳科学とトラウマ ヒーリングを学ぶ。ファミリー・コンステレーションのファシリテーター養成コース終了。
2018年に、日本在住として初のCNVCのトレーナーの認定を受ける。
ヴォーカリスト、アレクサンダー・テクニーク教師として培った、身体性と声を大切にしつつ、生きたNVCをクリエイティブに分かち合う機会を創っている。
講義の感想
生きとし生けるものはその瞬間瞬間に最善を尽くしている。ということ。ニーズの美しさを感じたい。暴力性のあることがらが世界で減らない理由がすこしだけわかった。もっとわかりたい。歌のスタートが最高だった。
自分がどういう風に生きてきて、何を大切にして、どこにいきたいか?改めて聞かれてみるとこんな大切なことはないのに、普段の生活や仕事に追われてなんだかイライラしている自分にハッとしました。
人が言うことやることには何かしら大切なことがある。同じように自分から出てくるイライラとかワクワクとかネガティブもポジティブな感情にも何か大切なメッセージがあるのかも。どうにかしようと思う前にしっかり味わっていこうと思います。
大切にしていることがそれぞれ違うのだから、人と関わる限り、この世はすれ違い、軋轢、衝突はあるのだろう。
その時に感情的に攻撃的に暴力的にならずに、一旦 右脳を使って、相手は何を大切にしているのか?また、自分が大事にしているものを改めて考えてみようと思いました。
「こんにゃろー!」と思っている相手こそ自分を知る手がかりになるのかもしれない!
自分の気持ちを確認するとか、相手に反復して理解できていることを確認するとか、人の話をただただ聴くだけでもいいんだなというのを仕事の中でも体感されているとか。「右脳」で人の話を聴くことや自分の「右脳」の無言の声も聴けるようになるように、人がどうこうというより、まずは自分を眺めてみることから学んでいきたいです。
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