1周年記念ワークショップ「『わかりあえない』を越えるには」
安納献さんのプロフィール
CNVC認定トレーナー・アレクサンダーテクニーク講師・通訳
国際基督教大学卒業。
2004年にアレクサンダー・テクニークを学ぶ過程で知り合ったNVCトレーナーとの出会いに大きな感銘を受け、2006年よりアメリカをはじめ各国からトレーナーを招聘して日本各地でワークショップを開催。自らもCNVC、世界各地のワークショップ、リーダーシップ・プログラムに参加する。
2004年 CNVC認定トレーナーのリタ・ハーツォグ来日時にNVCと出会う。
2008年 米国カリフォルニア州のBayNVC主催のLP(リーダーシッププログラム)に参加者として参加。2009年以降2018年までアシスタントとして関わる。
2011年 マーシャル・ローゼンバーグがファシリテートするIITに鈴木重子とともに日本から参加をする。彼が公にファシリテートした最後のワークショップになった。
2012年 日経新聞出版社より出版されたマーシャル・ローゼンバーグ著「NVC〜人と人との関係に命を吹き込む法」に鈴木重子、小笠原春野とともに翻訳に関わる。
2014年と2017年に日本で開催されたCNVCのIITにて通訳とアシスタントを務める。
2016年 サラ・ペイトンからファミリーコンステレーションとNVCと脳科学について学び始める。サラのファミリー・コンステレーションのファシリテーター養成コース終了。
2018年に、小笠原春野、鈴木重子とともに日本在住として初のCNVCのトレーナーの認定を受ける。海外のトレーナーとのネットワークを活かし、日本にNVCを紹介する活動を続ける。
2020年 NVC GLOBAL ONLINE FESTIVALに鈴木重子と共にファシリテーターとして参加。
講義の感想
生きとし生けるものはその瞬間瞬間に最善を尽くしている。ということ。ニーズの美しさを感じたい。暴力性のあることがらが世界で減らない理由がすこしだけわかった。もっとわかりたい。歌のスタートが最高だった。
自分がどういう風に生きてきて、何を大切にして、どこにいきたいか?改めて聞かれてみるとこんな大切なことはないのに、普段の生活や仕事に追われてなんだかイライラしている自分にハッとしました。
人が言うことやることには何かしら大切なことがある。同じように、自分から出てくるイライラとかワクワクとかネガティブもポジティブな感情にも何か大切なメッセージがあるのかも。どうにかしようと思う前にしっかり味わっていこうと思います。
大切にしていることがそれぞれ違うのだから、人と関わる限り、この世はすれ違い、軋轢、衝突はあるのだろう。
その時に感情的に攻撃的に暴力的にならずに、一旦 右脳を使って、相手は何を大切にしているのか?また、自分が大事にしているものを改めて考えてみようと思いました。
「こんにゃろー!」と思っている相手こそ自分を知る手がかりになるのかもしれない!
自分の気持ちを確認するとか、相手に反復して理解できていることを確認するとか、人の話をただただ聴くだけでもいいんだなというのを仕事の中でも体感されているとか。「右脳」で人の話を聴くことや自分の「右脳」の無言の声も聴けるようになるように、人がどうこうというより、まずは自分を眺めてみることから学んでいきたいです。
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